僕に似ていると指摘を受けました。
大統領が俺に言った。
「ブログを書く順番を僕に譲ってください。」
「なんでだよ。おれ、読者からせかされているんだよ。
早く続きを書けって」
「多分、すげえ馬鹿笑いするオチがあるって期待しているんだろうな」
「だからよ、申し分けねえが、譲るわけにゃあいかねえんよ」
「ごりかいくだせえ、まし」
「はぁ」という言葉を残して大統領は去った。
続きを急ごう。
毎晩の電話でのデート代は、業者の振り込み口座に払いに行くしかなかったんだ。
程度の悪いアスペな俺は、銀行に行った事がなかったんだ。
サポートセンターのプログラムには、「銀行口座、郵便局口座をつくる」っていうのがあるんだ。
俺には関係ないということで、参加もしていなかったんだ。
そのときに、やっておけば良かったって後悔したんだ。
でも凄いな、普通なら「あっあー、めんどくせえ、銀行なんか行くもんか」って思うんだけどな。
仕方がないので勇気を出して銀行に行った。
どんな苦難も愛の力の前では無力なのだ。
サポートセンターの活動が終了して6時に行ったらシャッターが降りていた。
シャッターに営業時間がかいてあったので、お昼休みにいく事にした。
銀行に行くのに汚い格好ではダメだと思って、散髪に行く事にして銀行は翌日にした。
センターの作業が終わったら速攻、シャワーをして出向いた。
ソファーにみんなが座っていたので、座っていりゃあそのうち呼ばれると思って座った。
銀行の係の人が、「お客様、整理券は取られましたか」と言ったので、「いや、何もいりません、今日は出会い系サイトの利用代金を支払いにきただけなので、洗剤とか、まだあるんでいらないです」と言った。
係の人がおじいさんの係の人を連れてきた。
「お客様、今日は銀行でお金の出し入れをされるのですよね。」
「そうですけど」
「それでしたら順番におよびしますので、整理券をお持ちください」
「そんなに言うならもらって上げるよ。ありがと」
僕が小さいとき、母は近くに銀行ができたんで整理券を持って順番に並んでいたら、何かもらえたんだ。
家に帰ってきて、「あの銀行ケチ、こんな小さな洗剤!!並んで損した。行くんじゃなかった」って散々文句言っていたから、それを思いだしたんだ。
また、じじいがきやがった。
「お客様、余計な事かもしれませんが、今詐欺でお金を取ると言う事件が多く発生しておりますので、お気をつけ下さい」そう言ってチラシを渡された。
時計を見たら、後10分でサポートセンターに戻らなければならない。
仕方がないんで、帰る事にした。
「洗剤やっぱいらないは、整理券違う方に渡してください」と言って俺は銀行を後にした。
「腹へったな、飯抜きかよ、はぁでもこれもエリカさんとの為だと思うなら、男ヒロこの苦行に耐えますぜ」
俺は全速力で自転車をこいでセンターに帰った。
「お知らせ」
「小さな小さな食堂開設への道」と題して、下記のブログを書いています。
これは、「ひきこもり、家庭内暴力等で、希望を失ってしまった日本の青少年に就労場所を提供し、自信をつけてもらう為のプログラムです。」
素人が無謀にも取り組んでおり、毎日が悪戦苦闘しております!!
どうか私たちと一緒にこの働きを盛り上げていただけないでしょうか
「小さな小さな食堂開設への道」
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