発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

逃げてばかりの発達障害の僕 戦わなきゃ勝てないんだよ 大統領

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部屋をめちゃくちゃにして、僕は暴れ疲れてその場にへたり込んだんよ。

ふと、外に目を向けると、スタッフが優しいまなざしで、見つめていてくれ続けたんよ。

 

 

 

その傍らにさ、僕の大切にしていたフィギュアとかが置かれていたんよ。

とっさにさ、避難させてくれたんだよね。

 

 

 

ありがとう。

 

 

 

少しの時間僕はじっーとしていた。

 

 

 

 

スローライフは違うよ」

「間違っているよ、ひきこもりの人の気持ちを何もわかっていない」

 

 

 

「何もわからないのに・・・・」

「ひきこもっている皆さんの気持ちはこうで、だからスローライフでいいじゃないですか?頑張らなくていいんです」

 

 

 

「違います。違います。違います。絶対に違います」

「なんとか頑張りたいけれど、不安で、意気地なしでそれで、逃げていたんだ」

 

 

 

「さあ。もう一度リングに上がって、戦う準備をしようよ」

「戦う相手は自分自身なんだよ」

「逃げたって、逃げたって、逃げ続けたという現実からは逃げ通せないんだよ」

 

 

 

「自分の気持ちに真向かうしかないんだよ」

 

 

 

 

スローライフなんかにチェンジしてしまったら、一生後悔するさ」

 

 

 

 

 

「大統領は、今リングに上がって戦っている最中なんだよね」

「逃げ続けてきた自分におさらばして、やっと戦うって決めたんだよね」

 

 

 

「例え、自分の思うような勝ち方ができなくても、大切なのは精一杯戦ったかどうかなんだよね」

 

 

 

「それなのに、ある支援者の人たちが、ひきこもっている人たちはスローライフでいいんだよって、決めつけたから、自分を否定されたように思ったんでしょ」

 

 

 

「そうだ、そうだ、あのくそ野郎」

「ふざけんなよ、この野郎」

 

 

 

 

「精一杯リング上で戦いなさいよ」

「私たちスタッフが見守り続けてあげるから」

 

 

 

 

 

 

 

少しの時間僕はそこから立ち上がれなかったんよ。

でも腰を上げて、外に散歩に行ったんよ。

フィリピンの空はどこまでも透き通っていたよ。

 

 

 

僕は自然と笑みがこぼれたんよ。

「大丈夫」

自分にもう一度言い聞かせる為に声に出して言った。

 

 

 

「大丈夫」

 

 

 

「Don’t worry . Everything  will   be  alright 」

 

 

 

※ 汚い言葉使ってごめんなさいね

 

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