発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

気が狂ったように暴れちまった。大統領

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ごめんなさいね。

僕の頭では整理して、うまく文章にできないんよ。

これが僕の頭の限界なのか。

 

 

 

それでいらいらしてさ、スタッフに同意を求めたんよ。

 

 

スローライフつて何やねん」ってね。

僕が一方的に話すもんだから、スタッフは黙って聞いてくれたよ。

ありがとね。

 

 

 

 

で、「「ひきこもっている人たちに新しい就労の価値観として、スローライフを提案する」」という考え方が気に入らないんだよね。」

 

 

 

「そうだよ。」

「頭きてさ、馬鹿野郎って一人で叫んだよ。」

「どこかの「「ひきこもりの人たちへの支援者」」がスローライフが良いって言っているの?

 

 

「うーん、いいかな」

「僕のさ、頭の中にある事すべて言うからさ、黙って聞いていてね。」

 

「僕はさ、逃げ続けて来たんだよ。」

「きっと失敗するさ。」

「失敗したら、笑われるよ、そしてバカにされるよ。」

 

 

 

「それだけは絶対に嫌なんだ。」

「それで、挑戦しなかった。」

「戦わなかったんだ。」

 

 

「1日、1日と月日がたってさ、気づいたら同級生は遥か彼方さ」

「もう、同級生の後ろ姿も見えないんだ。」

 

 

「そのときの気持ち、わかる、言葉にできないんよ。」

「一人だけ残されたんだ。」

「「列車が発車するよ。この列車に乗らないと、次はないからね。どんな事をしても乗りなさい。」誰かにそう言ってほしかったんよ。」

 

 

 

「まさか、こんな地獄の苦しみを味わうなんてね。」

「想像なんかできなかったさ。」

「絶海の孤島に一人取り残された。」

「脱出不可能」

「気力もなくなるさ」

 

 

 

「もうさ、どうしようもない。」

「何すればいいの?」

「どうすればいいの?」

「どこに行けばいいの?」

「僕は大丈夫なの?」

「また、いつか再び笑う事ってできるの?」

 

 

 

「ねえ、誰か僕にわかるように優しく教えてよ。」

「教えてくれよ。」

 

 

 

「学校に行くか、働くかどっちらかにしなさい」

 

 

 

「はぁ?

「おい、てめえ、なんだ、その言い方は、おい、わかってんのか、この野郎」

 

 

 

 

「お前だろ、こんなふうにしやがったのは、お前の責任だ」

「俺の時間を返せよ」

「なあ、頼むからさ、俺の時間を返してくれよ」

「返せっていってんだろうが、このくそじじい」

 

 

 

「もうだめだ、もうダメなんだ、すべてが終わった。」

「俺は生きていてはいけないんだ。死ぬしかないんだ」

「そうだよ、俺は死ぬしかないんだ」

 

 

 

「社会から、拒絶された男は生きていてはいけないんだよ」

 

 

僕は暴れたんよ。

机の上にあるものすべて手ではらった。

衣装ケースにけりを入れて壊した。

ベッドのマットレスを持ち上げて中に放り投げた。

 

 

 

疲れてその場にへたり込んだ。

 

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