発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

発達障害支援 100社受けて受かった3社、2社目のサウナも解雇されました ヒロ

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100社受けて3社合格。

3社でも受かったことは本当にうれしかったです。

でも、結局は3社とも「こなくていい」となってしまいましたが。

 

 

 

 

中華料理屋の皿洗いをやめさせられて30社ぐらい続けて面接に行きました。

それで受かったのが、サウナの清掃とボイラー管理の補助でした。

 

 

 

 

とても暑くて、暑くて仕方がなかったです。

それでもがまんしなければと思って一生懸命頑張りました。

でも、店長さんは、なまけている、態度がおかしいとの理由で、

「もう来るんじゃない」と怒ってしまいました。

 

 

 

 

お風呂の掃除の仕方を一通り教えてもらいました。

僕は話を聞いていたんだけど、注意力散漫だと言われました。

小学校のときから言われ続けていましたから、またかと思いました。

 

 

 

 

「ごめんなさい、ゆっくりともう一度話してください」とお願いしました。

サポートセンターで「わからないままにするんじゃなくて、わからなかったら、わからないのでもう一度教えてください。お願いします。」と言いなさいと言われてきたんです。

 

 

 

そうしたら、「こんな簡単なこともわかんないの?お前大丈夫?

と言われました。

僕は申し訳ない気持ちが一杯で、「ごめんなさい、僕は頭が悪いので、ご迷惑おかけします。」とお詫びのつもりで言いました。

 

 

 

 

 

そうしたら「はっ?

「お前、俺のことおちょくっているの?」と言われました。

「おちょくるってどういう意味ですか」と聞き返しました。

そうしたら、その方が手にしていたタワシをぼくに向かって投げてきました。

 

 

 

 

「ごめんなさい、ごめんなさい」と何度も謝りましたが、その方は怒っていました。

次の日サウナに時間の15分前に行き、タイムカードを押そうと思ったら、店長さんが「押さなくていいから、ちよっと来て」と言いました。

 

 

そこで、店長さんから「君はうちでは働けない。今日でやめてもらいます。二日分の給料をお渡ししますから、ここにサインをしてください」と言われました。

 

 

 

僕は、もう少しで涙が出そうでした。

僕は、この世から必要とされない人間なんだと言うことがわかったからです。

 

 

 


「短い期間でしたが、どうもありがとうございました。」と店長さんに頭を下げました。頭を下げてからゆっくり三つ数えて頭をあげました。

 

 

「ヒロさんは高校出ていなかったんだね。勉強ついていけたの?

あっあ、僕はやっぱりバカな人間だと思われているんだとわかりました。

 

 

 

 

帰りの電車でがまんできなくて、泣いてしまいました。

僕は、「死ぬしかないのか。死ぬしかないのか」と何度も何度も同じ言葉が頭の中を回っていました。

 

 

 

サポートセンターのスタッフも一緒に泣いてくれました。

「ヒロさんあきらめたら、ゲームオーバー。」わかりますか。

大好きなゲームで例えて話してくれたのでこのときのことはよく覚えています。

 

 

 

僕は二日間ゲームしたり、映画をみたりして気分転換させてもらいました。

そして、また面接に挑みました。

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