発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

発達障害支援 ひどさを増した家庭内暴力 ヒロ

 

 

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ひとりの医者の一言が、僕の怒りの導火線に火をつけました。

今まで、心の中でためていた憎しみが暴力という形になって出ました。

最初は、冷蔵庫を閉めるときに力一杯しめたり、車の乗り降りもそうです。

 

自分の身の回りの物を壊したり。

きっかけはいつも同じです。

 母親の「学校に行くか、働くかどちらかにして欲しい」その事から始まります。

それも、朝から晩まで同じ事を聞かされたから、気が狂いそうでした。

 

僕の暴力が出ると、母親は父親の職場に電話をしますから、仕事になりません。

父親は色々と調べてくれて、僕を施設に預けました。

そこは、早寝早起きや労働を元に、青少年の健全化をはかるがモットーでした。

 

そこにいれられた事はとても悲しかったです。

結局僕を怠けていると言った医者と同じなんですよ。

そこを無言で抜け出しました。歩いて家にたどり着くのに7時間かかりました。

 

こんなことをして、絶対に許さない!!

怒りの矛先は両親に向けられていきました。

大きな声で怒鳴り合う声はご近所にも知れ渡りました。

 

警察が介入し、警察署に連行されて、説教される。

母に大けがをさせて入院させてしまったときには

なんて事をしてしまったのかと、そんな自分に嫌気がさしてしまいました。

 

でも素直になれないんですよ。

正直、「おかあさん、ごめん。」て謝りたいのに。

謝ってしまうと、なんだかやっぱり僕のなまけなのかって思われそうで。

 

同じ事の繰り返しの日々に家族も僕も疲れきっていました。

その間に父親は児童相談所に相談に行ったのです。

この事は僕の回復への大きな一歩となりました。

 

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