発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

テレビ番組を見て息子に希望を見出したお母様からのメール ヒロ

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                                 サーフィンで変わる!!  

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 1人に5人のスタッフが付いています。他に青木さんと主任さん

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    サーフィン後の食事会がとても大切なのです。

 

 

 

サポートセンター様


いつもお世話になっております。

ご相談に乗っていただいている◯◯市の◯◯です。

 

 

先日、「日本テレビ」で興味深い企画をしておりました。

 

 

 

「人の顔は環境で変わるのか」、というものです。

 

 

一人の無職でアニメオタクの娘さんを、いきなり湘南のサーファー達の中でサーフィン漬けにしたらどうなるか、というものでした。

 

 

当初は運動も人付き合いも苦手な彼女が、少しずつ回りに馴染んで、サーフィン も上達し、段々まわりにも打ち解けて、という展開でした。

 

 

 

しかし驚いたのは、彼女一人に最初から最後までサーファー達がもとからの友人であったかのように、朝から晩までつきっきりでフレンドリーに接していたことです。

 

 

 

出来なかったサーフィンが少しでも上達したらみんなで喜びあい、食事も買い物も、常に一緒に、というものでした。

 

 

これは、今から息子が受けられるサポートセンターさんの支援と同じなのではないか?と胸が熱くなりました。

 

 

 

2か月後、その娘さんの外見は勿論、顔付きは別人のようになりました。

明るく輝いていました。

環境で人はここまで変われる。

 

 

 

息子も変われるかもしれない、20年ひきこもっていた息子でもヒロさんが変わった様に、生まれ変われるかもしれないと、光がみえたような気がいたしました。

 

 

生活面は本当に悪化の一途をたどっています。

 

 

 

昼夜逆転、外に出掛けることがなければお風呂もはいらず、歯もみがかず、脱いだものも何日も放置したまま。自室がゴミ屋敷になってしまっています。

 

 

 

指摘すれば大声を出して、手がつけられなほど大暴れします。

何度警察に助けを求めたでしょうか。

 

 

 

今まではカウンセラーのアドバイスに従って「息子の状況を受け入れ、親が変わるしかない」、と思ってやってきました。

 

 

 

それでも物の散乱した部屋で独りぼっちで無気力に寝転んでいる息子をなんとかしてやりたい、インターネットの世界で笑うのではなく、現実の世界で思いっきり笑顔にさせてやりたい。

 

 

 

ようやくたどり着いた希望です。
ヒロさんのように自分を見つめることが出来るようになれたら。

 

 

 

テレビにでていた女の子のように息子に笑顔がでるようになれたら。

 

 

 

サポートセンターの皆さんがおっしゃっるように、「環境を変えて、自信をつけることが大切」だと、本当にそう思います。

 

 

どうか、これから息子をよろしくお願いいたします。

 

 

僕はこのお母様とお父様とおばあさまに以前日本でお会いしました。

 

 

「ヒロさんに会って、息子のことをお願いしたい。」と言われました。

 

 

お会いした時、僕をじーっとみられました。

そして涙ぐまれました。

 

 

ぼくはその涙の意味はわかりました。

 

 

「お母さん、お父さん、おばあさま大丈夫です。希望を見せることができます。」とご両親に言いました。

お母様は大きくうなづいておられました。

 

 

お母様は、どこかに息子さんを助けてくれる人たちがいるはずだと、日夜日本中の、支援団体や、精神科巡りをされていたそうです。

 

 

 

このブログ「発達障害な僕たちから」を見つけた時には、飛び上がりたいほど嬉しかったそうです。

 

 

 

全ての記事に目を通したそうです。

そして、「このことが本当なら、息子は再び希望を手にすることができる。」と確信したそうです。

 

 

東京大学大学院を終了したにも関わらず、30年間家から出られなかった人が今働いて自立している。

その東大さんにもお会いして、色々とお話をされました。

 

 

 

お母様はますます確信したそうです。

さて、さて、サポートセンターさん、随分とハードルをあげられましたよ。

 

 

これから長い旅になりそうですね。

 

 

しかし、見てみたいですねその番組。

僕たち、誰も日本の番組が映るテレビを持っていません。

 

 

だから見ようがなかったですよ。

インターネットで探しましょうか。

 

 

ではまた明日。

 

 

 

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6月度相談会のお知らせと雑記。 ヒロ

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      ただいま、上司にスカイプで報告中

 

                 

     〈6月度相談会お知らせ〉

 

 

6月の相談会ですが、前回告知した途端、ほぼ埋まってしまいました。

でも若干空きが出ました。

 

 

「今すぐ相談に乗ってください。」と緊急な方達のご相談が何件かありまして、特別に時間を設けて、ご相談にのらさせていただきました。

 

 

それで以下の日時で空きが出ました。

26日(火)10時〜12時  16時〜18時

28日(木)10時〜12時  13時〜15時 16時〜18時

 

相談費用 無料

 

こちらからカルテをお送りしますので、そちらに記入後、メールもしくは郵送でサポートセンターまでお送りください。

 

 

メールアドレス               smilehousejapan@gmail.com 

FAX番号                   052-581-2121

お問い合わせ電話番号  052-564-9844

 

当日に色々とご両親にお子さんについてのお話をお聞きしますが、そのカルテに書かれてある情報を事前に読み、当日には具体的な支援方法やご家庭での接し方のアドバイスをさせていただきます。

 

 

支援対象  15歳以上の男女 

 

 

当日は僕もご希望があれば相談会に同席します。

 

 

また6月24日は不登校の子どもさんを持つ親の会さん主催で講演会をいたしますが、会に参加している人だけの講演会となっておりますので、悪しからずご了承ください。

 

 

さて、本日疲労困憊の僕です。

ブログも今現在書いている状況です。

支援をしていると「突然」と言うことがよくあります。

 

 

それで振り回されてしまうのです。

予定していたことが全て崩されてしまいます。

これが「支援」なのです。

 

 

読んでおられる皆様には、検討がつかないと思います。

この「支援」は命をすり減らす作業でございます。

 

 

申し訳ありませんが、僕は青木さんの様にはできないので、日常生活に支障がない程度にお役に立てれたらなと思います。

 

 

 

さて、ちょっと書いてみます。

 

1、環境を変える。

2、役割を与える。

3、希望を見せる。

 

 

これが回復への3つの大切な要素なのです。

 

 

それは支援が始まってからのことです。

希望を失った当事者たち。

私たちの所に支援を依頼される方達は状況がとても悪い方たちです。

 

 

ですから、そこらへんではあまり見かけない人たちばかりでございます。

 

 

その様な人たちとコンタクトを取ることが、支援の中でもっとも難しいことなのです。

 

 

あらゆる手段を考えて実行しているサポートセンターです。

それでもなかなか会えないというのが実際な所です。

 

 

明日に続きます。

 

 

 

 

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程度の悪いアスペルガーな僕たちでも日々成長しています。ヒロ

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     何を食べても美味しいと思える特技があります。

 

 

 

失敗の連続。

そして反省。

それが成長。

 

 

自分が失敗しても、誰かにそれを指摘してもらわないと、ただ失敗しただけに終わり、次回もまた同じ失敗をしてしまう。

 

 

自分が失敗したことを客観的に見て、どうすればよかったのかがわからないとダメなんだ。

 

 

これは座学や自分で本を読んだだけでは理解できないこと。

 

 

もちろん発達障害といっても、おいら達とは違って、程度の良いアスペルガーの人たちにはそれができることかもしれないけれど。

 

 

おいらや、東大さん、俊介兄い、Mr.Joe達は誰かの指摘がなければ無理なんだ。

 

 

支援が終わっても毎週おいら達は青木さんやお世話になったスタッフ達に定期的に連絡をして活動を報告している。

そして、色々とアドバイスをもらっているんだ。

 

 

それにしても「できないこと」が本当に多いなと思うのです。

「はぁ〜。なんで??こんなこと、他の人はできるの?本当に?」って何度も聞き返してしまう、おいら。

 

 

「ほかの人たちの多くはできているのに、おいらにはできない。」

「はあ〜。」とため息一つ。

 

 

話は変わるが、「俺には成長記録ノートがあるんだ。」

歴代スタッフ達が作成してくれた、俺の成長の証。

 

 

 

お母さんが、子どものアルバムを見るのと同じように、僕は自分自身の「成長記録」を見るんです。

 

 

 

「ああああ、隆ちゃんはあの時お犬の口に手を入れてしまって、お父さんもお母さんもびっくりして、慌てて病院に連れていったわね。」

なんて昔を懐かしみながら、アルバムのページをめくるんだろうな。

 

 

おいらはおいら自身がページをめくります。

「ほんと、バカだわ、俺。なんなの16歳の時お釣り間違えた回数48回!!って勘弁してくれよ。」

 

「17歳で、エロ画像ダウンロードして40万円の請求きたし。」

 

「18歳で◯◯警察に◯回もお世話になっとるし。やっていないという嘘がバレないようにトイレに携帯流したし。」

 

 

「19歳で事務所を破壊して、部屋で絶叫してたら、警察呼ばれて、管理組合からサポートセンターの事務所強制退去。」

 

 

いやいやいや、これはあかんて。

ほんと生きている価値なしだな。

 

でも良いことも書いてある。

 

 

「20歳で初のフィリピンボランティア旅行。ボランティァに目覚める。」

「21歳で英会話学校に入学。朝から晩まで1日6時間の猛特訓に耐えた!!」

「18歳から始めた講演会。22歳で講演会回数のべ100回を記録した。」

 

 

などなど。

 

僕のページをめくる手が止まった。

箇所は「22歳でインターナショナルハイスクール入学。生まれて初めて友達と呼べる同級生と、人間の彼女ができた。」

 

僕はいじめられ続けてきた。

いじめられ続けた僕の微かな自尊心は、跡形もなくなくなってしまった。

入水自殺未遂をした。

 

生きている意味がわからなかった。

みんなから否定されたこの身を消し去りたかった。

 

 

僕は1人だったから。

でも日本を離れて、フィリピンに移り住んだら、僕は「ダメな人間から、面白い奴」に変わった。

 

 

カッターで僕を切りつける人はいない。

殴る蹴るの暴力を受けたことがない。

 

 

クラスのみんなから、生徒会代表に担ぎ出された僕は、中学の時「早く死んでください。BYクラス一同の色紙をもらった人間だった。

 

 

消え去ってしまった「自尊心」が少しずつ大きくなっていく今の僕です。

 

 

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新幹線殺傷事件の犯人は僕だったかもしれない。ヒロ

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 僕にできることはあるのか。少しでも社会の役に立ちたいです。

 

 

僕は海外に住んでいるので日本のニュースを目にすることはあまりない。

 

 

あの東北の震災だってちょうど大学の学年試験で頭の中がぐちゃぐちゃで「うわあー」と声をあげて叫びたくなっていた時期。

 

 

同級生から「日本で地震が起きて大変なことになっているぞ。」と携帯メールがあった。

「日本は地震国でいちいち起きた地震に反応なんかしてられません。」とそっけない返信をしたことを思い出す。

 

 

今回の事件も日にちが随分とたってからフィリピンのテレビのニュースで知った。

事件の詳細を知るうちに、犯人は僕だったかもしれないと感じた。

 

 

親に反抗的な態度をとり、親は身の危険を感じ「自立支援センター」に子どもを託した。

子どもは「自立支援施設」を卒業後、職につくが、周りとうまく行かずに仕事を失う。

 

 

その後、祖母の養子となり、祖母と同居するが、「自殺する」と言い残して家出をした後、今回の事件を引き起こした。

 

 

俺と似ていると感じて少し心がざわついた。

 

 

俺は小さい頃から育てにくい子どもだった。

そんな俺を母親は叩いたり、大きな声を出して、しつけをしようとした。

 

 

しかし、俺には逆効果。

社会や学校に受け入れられなくとも、親だけは子どもの味方であって欲しいと思っていた俺。

だんだんと親に対する恨みや憎しみだけが増していった。

 

 

 

ついに俺は母親に暴力を振るい母親に重傷を負わせた。

そして、両親はもう一緒に住むことは怖くてできないと、俺を寺に預けたり、自立支援施設に預けた。

 

 

しかし、どこの場所からも俺は逃げ出した。

そして家出。

 

 

公園や漫画喫茶に寝泊まりしながら、いじめた奴らに復讐の機会を狙っていた。

万引きしたサバイバルナイフをいつもカバンの中にしまいこんでいた俺。

 

 

その記憶が瞬間的に脳裏に蘇った。

怖くなった。

またそのような状況に戻ってしまうのではないかと。

 

 

こんな時には青木さんに電話をして話を聞いてもらうしかないと思ったが、「こんな程度で電話をしたら、他の急ぎの用事で忙しくしている青木さんの邪魔をしてしまうと」と感じたけれど、やっぱり落ちつかないので青木さんに電話した。

 

 

 

青木さんはこのニュースを知らなかった。

で、かいつまんで青木さんに聞かせた。

「関係のない人が突然命を奪われて、辛いね。」と反応した青木さん。

 

 

「僕と似ていますよね。」

「一部ね。」

「だからその、僕が彼になっていてもおかしくなかったんじゃないですか。」

 

 

「支援を受けていなければ、反社会的な行為に走っていたことは確かだろうね。」

「僕と彼との違いはなんなんですか。」

 

 

「はあ、そんなことわからないよ。」

「もちろん自立支援施設の職員の方々も一生懸命彼に対して愛情を注いでいたんだろうと信じたいね。」

 

 

「しかし、結果的にはマンツーマンで24時間、365日彼の家族となるような手厚い支援が必要だったんだろうか。」

 

 

「どのくらいの支援期間が必要ですか」

「大丈夫だと思えるまで。」

「だからなん年ぐらいですか」

 

 

「そんなことわからないさ。でも最低でも10年間は必要だろうな。」

「じゃあ、俺レベルですよね。」

「そうだね。」

 

 

「親は責められませんよね。」

「うーん、責めてどうなるの?」

 

 

「ご両親はどうしたら良いのか。全くわからなかったんだろうな。」

「これは親の範疇を超えているよ。」

 

 

「じゃあ、誰が悪いんですか。」

「犯した罪は償はなければいけない。」

「誰が悪いのかって?」

 

 

「でも言えるのは、環境を変えていたら違う人生を歩んでいただろうな。」

 

 

秋葉原の事件の犯人の悲しい顔の表情を鮮明に覚えているよ。」

「新聞で背景を知ったけれど、『何か力になれなかったのか。』と自分の無力さをあの時は感じていたな。」

 

 

「でも目の前の人たちの支援を一生懸命やるしかないからね。」

 

 

「何か思うところがあったら、君がブログで書いていた通り、実行したらどうなの。」

「どの国会議員がこのような事柄に関心を持ってくれるのでしょうか。」

 

 

「俺は知らないよ。」

「ホームページで自分の考えを書いているはずだから、調べてこの人は!!と思ったら、コンタクトをとってみたらいいんじゃないの」

 

 

まだスッキリしない俺です。

まだ心がざわついている。

なんだかとても辛くて苦しい気持ち。

 

 

こんな事件が起きないようにして欲しい。

悲しみをこれ以上味わいたくないんだ。

 

 

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学校がそんなに悪いのか?東大&ヒロ

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            久しぶりの休日。「ハンソロ」は期待はずれ!! 

 

 

僕は小、中とほとんど学校に行かなかった。

行かなかったというよりは行けなかった。

そちらの方がしっくりくる。

 

 

理由は

1、ひどいいじめがあって学校が怖くなったこと。

2、勉強が全くわからないので嫌になったこと。

 

 

世の中にはひどいいじめを受けて不登校になりました。

という記事をよく見かけます。

でも僕からみると「そんなのはいじめのうちに入っていない。」と思ってしまったことがありました。

 

 

カッターで切りつけられたとか、お金を無心されて親の財布から何万円も獲って来いと命じられたとか

丸裸にされて殴る蹴るの仕打ちを受けたとか。

青木さんに至っては、いじめが原因で2度も入院しています。

 

 

いじめられたというのはその程度までされて初めていじめられたというのではないかと思っていました。

今では、人によって感じ方、受け止め方が違うということがわかりましたけど。

 

 

で言いたい。

学校は良いところだ。

学校は楽しいところだ。

 

 

僕だけではなく、俊介兄い、青木さん、大統領、東大さん。

学校に行けなくなったのちに、サポートセンターで支援を受けた人たちの多くは学校にもう一度復帰している。

 

 

学校が必要だからとぼくたちは思っていたから。

 

 

でも世の中には学校を批判している人たちがいる。

僕はそんな記事を目にするたびに強い悲しみを感じます。

 

 

僕たちは学校が好きだからです。

いじめられたり、同級生とうまく行かなくて不安が強くなったりした僕たちが、それでも学校が好きだというんです。

 

 

学校批判ができるとしたら、僕たちこそがその権利を有しているのではないかと思うんですけれどね。

 

 

もちろん学校には欠点がたくさんあるさ。

でもそれ以上に良い点がたくさんあるんだ。

だから多くの人は学校に通い続けて卒業する。

 

 

僕たちみたいに学校に合わせられない少数の人たちは学校から去っていく。

 

 

原因は学校側にあるのではなく、僕たち一人一人がもつ特性なんだ。

 

 

もちろん学校側も色々と考えて改善を目指している。

その努力を知って欲しい。

 

 

でも所詮公教育では僕たちのような子どもの必要を満たすことはできないんだ。

それなのに、学校側がもっとやらないといけないというのは違うような気がする。

 

 

変えて欲しいなら、文科省もしくは国会議員に直接働きかけないと、何も変わらないよ。

 

 

ほんとにそう思うんですよ。

 

 

学校が、僕たちのような子どもに対しての支援ができないとわかったら、学校批判をする時間を、目の前のお子さんの必要を満たす時間にしてあげてくださいな。

 

 

大切なのは目の前の子どもです。

 

 

僕たち1人1人にそった教育。

オーダーメイドの支援。

僕たち程度の悪いアスペルガーの子どもたちが求めているもの。

 

 

 

マンツーマンでのオーダメイド支援が僕たちに求められているんです。

 

 

 

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程度の悪いアスペルガーな僕たちが親に求めている5つのことのその5。東大&ヒロ

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    支援が終了した生徒の部屋の片付けの手伝いです。

 

 

最近になって感じることがあります。

僕はみんなとは違うということ。

その「違い」をはっきりと感じることができるのです。

 

 

僕だけではなく、東大さんも、Mr.Joeも俊介兄いもみんな違います。

そんな僕たちが学校という制度に合わせようとしました。

 

 

圧倒的に多くの人たちは学校という制度に合わせることができました。

 

 

残念ですが、1部の子どもは学校という制度に合わせることができませんでした。

理由は様々です。

 

 

「長時間じーっとしていることがとても苦手な子ども。」

「クラスのざわざわした音が苦手な子ども。」

「教室の匂いがとても苦手な子ども。」

 

 

Mr.Joeは「クラスのみんなのペースに合わせることがとても難しかった。」そうです。

東大さんは「研究室で他の院生とのコミニュケーションが上手く取れなかった。」そうです。

 

 

青木さんは同級生との関わり合い方がわからなかったそうです。

俊介兄いは大学の大教室で大勢の学生を見て恐怖を感じたそうです。

 

 

大統領は他の兄弟が優秀なのに、自分だけ学校の成績が悪くて、親はそれで認めてくれないと自己否定していたそうです。

 

 

僕たちは他の人たちと比べて特別に「変」なんです。

「変」といった方がわかりやすいでしょ。

 

 

僕は学校の授業がわからなかった。

先生の話していることが理解できなかった。

 

 

それで「支援級に移った方が良いですよ。」と担任に言われたけれど、母親は頑として首を縦に振らなかった。

「息子は障害者ではない。」と言い切った僕の母親。

 

 

僕はサポートセンターの支援を13年間受けて、インターナショナルハイスクール、4年生大学を卒業した。

小、中とオール1だった僕が!!

 

 

僕にあった方法で勉強を教えてもらったので僕の成績は飛躍的に伸びた。

Mr.Joeに必要なものは何かと考えて、足りないものを与える支援でMr.Joeは社会に所属することができた。

 

 

30年間ひきこもった東大さんも、俊介兄いも、劇団兄いも、三郎さん、ジャイアンさんも。

 

 

1人1人にあった支援が必要とされている。

 

 

 

学校を批判する人たちがいる。

「学校は何もしてくれない。」と。

 

 

当事者だった僕は思う。

「学校の先生に変な僕たちの支援を望むことはできない。それでも学校に通うだけの意味はあるんだ。」と。

 

 

だから学校と良い関係を結びながら、一方では子どもにあった支援を親が考えるなり、それができないなら、外部の専門家に任せるしかないんだ。

 

 

「学校は何もしてくれない。」と批判しても何も生産的なことにつながらないのに。

大切なことは目の前の子どもにあった支援をどうやって提供するかということです。

 

 

おいらはサポートセンターで13年間。

朝から晩まで、スタッフ達と寝食を共にして日々の生活の中で支援をしてもらった。

 

 

青木は父親、あつこセンセえーは母親、スタッフ達はおじさんにおばさん、姉さんに妹。

そんな風に役割分担して、擬似家族としてぼくの支援にあたってくれた。

 

 

だからぼくは今社会に所属することができているんだ。

 

 

大切なことは、他の同世代の子どもに自分の子どもを合わせようとするのではなく、その子なりの発達に合わせた支援と今後の見通しを建ててあげることだと思います。

 

 

程度の悪いアスペルガーな僕たちには僕たちなりの特別な支援が必要なのです。

 

 

今日言いたいことはこのことです。

 

 

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程度の悪いアスペルガーな僕たちが親に求めている5つの事のその4 東大&ヒロ

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 ビザ待ち中。青木さんのお手伝いで洗濯機購入。全自動か!!

 

 

母親は言うんだ。

 

 

「昔は素直で優しい子どもだったのになんでこうなったんだろうな。」ってね。

そんなお母さん方にぼくは言いたい。

 

 

「何も変わっていないさ。昔のまんまな素直な子どもです。」ってね。

 

 

今目にしている光景は僕たちの悲しみ、苛立ちの表れなんだ。

 

 

そのことだけに目を止めるのではなく、その奥にあるぼくたちの心の思いを感じ取ってください。

 

 

ぼくは今思いついたことがありまして。

回復した人たちに声をかけてみんなでどんな支援が必要だったのかを話し合いたいんですよ。

 

 

10年、20年、30年ひきこもった人たち。

刑務所や少年院に入った経験がありながらも社会復帰した方。

付け回しなどの迷惑行為でなんども警察沙汰になった人。

 

 

包丁で母親を切りつけて大怪我を負わせた人。

家に火をつけて全焼させてしまった人。

精神病院に何度も入退院しても今普通に学校に通っている人。

 

 

みんなみんな集まってどんな支援が有効だったのかを話し合ったら、日本の支援に一石を投じることができるはずなんだ。

 

 

「事実がもっとも強いのです。」BYスタッフ

 

そんなことを考えたおいらですが、「その前に自分たちがもっと回復しないといけないよね。」と東大さん。

まあ、いつかはやってみたい企画ですな。

 

 

出版社、社長様、長あーい目で一つ見てやってください。

 

 

さて程度の悪いアスペルガーな僕たちが親に求めていることその4です。

それは「夫婦仲良くしてください。」と言うことです。

 

 

 

僕たちのような子どもを授かってしまったお母さん、お父さんの苦労は大変です。

 

 

「子どもとの楽しい時を考えていたのに、こんなに子どもに振り回されるなんて!!」

「ご近所様に息子のことが知れ渡っているはずよ。恥ずかしくて買い物にもいけないわ。」

 

 

ごめんなさい。

僕たちのせいでお母さんに大きな絶望と不安を与えてしまい。

本当にごめんなさい。

謝ることしかできない僕たちです。

 

 

「主人は会社が忙しいとか仲間との付き合いがあるんだ。」と子育てには無関心。

全部私に押し付けて。

こんな時に男親の助けが必要なのにと何度思ったことかしら。

 

 

どうしてこんな人と結婚してしまったのかしら。

オロロロ。

と涙ぐむお母さん。

 

 

 

だいたいがお母様が熱心に子育てをされていて、ご主人が無関心と言う感じです。

 

 

そんな状況をご丁寧に子どもに聞こえてしまうように言うものですから、そんな話が耳から入ってくる子どもたちは大変です。

 

 

自分のことで頭が一杯一杯なのにそんな情報まで頭に入ってきますと、パニックに陥ってしまいます。

 

 

 

「ウッー、ウゥゥゥゥ、ガァァァァ、ふざけるなよなお前たち。いい加減にしろよな。」となります。

 

 

「どうしてなの、タカシちゃん、あの時のあなたのあのつぶらな瞳をもう一度見せて!!」

 

 

決局堂々めぐりとはこのことですね。

やはり、お母さんここは一つ。

 

1、落ち着いてください。

 

2、考えてください。

 

 

3、今のこの状況はあなたの家庭だけではありません。

 

 

と言っても、なかなかそうできないのが現実。

子育て本を読み終えた時は何かしら希望を感じるんですが、次の日には現実に戻される。

 

 

やはり困った特には第三者

三者の目線や支援が必要なのでしょうね。

 

 

明日が最後です。

 

 

 

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