空港は海外に出稼ぎに行く人たちでいつも混んでいます。
青木と社長さんとヒロさんの3人で話し合いましたが、
ヒロさんを1人にさせて落ち着かせるためです。
数分後、突然ドアが激しく開かれて、ヒロさんが部屋から飛び出し
そのままどこかへ行ってしまいました。
青木は社長さんに失礼をお詫びして、他のスタッフに事情を説明し
その日、ヒロさんは自宅に帰って来ませんでした。
メールで「今晩は友達のところに泊まります。大丈夫です。早まっ
次の日もヒロさんは、自分の部屋に帰って来ませんでした。
「数日、時間をください。」とのメールが来ました。
「わかりました。」と短く返信をしました。
なぜ、
この状況ではたくさんの情報を与えない方が良いのです。
彼は自分で考えているのです。
その環境を作ってあげるためには、私たちからの更なる情報は必要
自分で考えることが今のヒロさんにはとても大切なのです。
2日後、夕飯前に突然、担当スタッフに「今から帰ります。
「青木さんには、すでに約束はしてあります。」とのメールがその
私たちスタッフは、「突然、他人を訪問するのではなく、必ず約束をしてから
きっとまた、そう言われるのを察知して、メールをしてきたのでし
その状況から、
すぐに担当スタッフは青木と連絡を取り、今後の打ち合わせをしま
青木との話し合いは、サポートセンター行きつけの食堂で行われま
お店のご好意で、開店1時間前から使わさせてもらいました。
まずは食事を食べさせてから話合いをします。
そうすることがヒロさんにはとても良いのです。
食事を終えて、話し合いが始まりました。
終始、落ち着いて青木との話し合いは進みました。
まずは、ヒロさんから先日大声をあげて、部屋から飛び出した件に
大声を出したことにはちゃんとした理由があったのです。
もちろん、よくないことなのですが。
明日に続きます。
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