発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

心の棚卸。ヒロ

 

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   自室に帰ったら、そくバタンQです。

 

 

 

つまり、支援者のアドバイスを素直に聞いて、自分の頭のなかを整理する。

 

 

自分の過去を整理してみる。

一度、自分の頭のなかにある全てのものを紙に書き出してみる。

 

 

僕はスタッフさんと一緒にそんな作業をやりました。

頭のなかにある色々なこと。

 

 

やりたかったけれどそのままにしていること。

未だにそのことを考えると頭にくること。

もやもやしていて解決していないこと。

 

 

全て出す。

出した事柄はスタッフに見られる。

それは青木さんだったから、まあいいだろうとは思いました。

 

 

だからハゲは俺の弱みを全て握っているというわけなんです。

 

 

いくつ出たと思いますか、一応2週間の期限をもらいました。

頭のなかにあって書き出したことは2週間で53個だったな。

 

 

最初はあまりでなかった。

いうより人に見られるという抵抗があったから出せなかった。

 

 

でも決断したんだ。

変わりたいって。

今のままじゃあ嫌だって。

 

 

そのあとは毎週末にやってもらっていた。

そのおかけで、心は穏やかになっていった。

そのことも自信につながったことの1つだと思う。

 

 

それは「心の棚卸」とスタッフさんたちは呼んでいた。

スーパーなんかでよく白い紙が色々な棚に貼られているでしょ。

あれですよ。

 

 

心のなかにあるひとつひとつの出来事に意味づけをしていく。

 

 

僕はなぜいじめられたのか。

例えばすごい田舎の小学校、中学校ならいじめられなかったのか。

 

 

クラスの人気者に本当はなりたいと思っていた。

自分のギャグには自信があったから、クラスのみんなに話しまくった。

でもみんなは僕を無視し続けた。

 

 

お母さんがとても嫌だった。

でも本当はお母さんに優しくてもらいたかった。

僕はどうしたらよかったのか、あの時。

 

 

とても太っているので、痩せたい。

 

 

そんなことあんなこと。

 

 

今、30代青年さんにも同じことをやり始めています。

30代青年さんはこのブログを読まれています。

「自分のことを書かれるのは嫌だから、もうのせないでくださいと言われました。」

 

 

もちろん、この文章だけでは個人を特定はされないんですけれど、「嫌だ。」と言われましたら、もう書くことはできません。

 

 

最初は「こんな文章を書くけれどいいですか?」とスタッフが30代青年さんに聞きました。

最初はよかったけれど、なんか嫌になったということです。

 

 

あとはいつか、30代青年さんが自分の言葉で僕みたいに書いてくれることを希望します。

 

 

ではさようなら、また明日。

 

 

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ひきこもりからの回復は難しいですか? ヒロ

 

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この支援は自分への支援でもあると思いました。

 

 

30代青年さんとの対話は続きます。

へそを曲げられたのかと心配した僕たちでしたが、翌朝けろっとしておられました。

少なくとも外観はそうでした。

 

 

僕は、30代青年さんとの対話に傍観者として参加しているんですけれどね、自己理解という面でとても良いと自分では思っています。

 

 

勉強ができないとか、容姿がひどいと思っている。

性格的に同世代と比べて劣っていることがたくさんある。

両親との確執。

学校でいじめられたつらい思い出。

 

 

 

ひとつひとつあげればきりがないほど。

そんなことが頭の中をぐるぐると回っている。

 

 

どこのタイミングでこんなふうになってしまったのか。

これからどうすれば良いのか。

一体全体自分はまだ大丈夫なのか。

 

 

どこにその答えがあるのか。

誰に聞けばその答えを教えてくれるのか。

いや、そんなことを誰かに聞こうものならば返す刀で切り刻まれてしまう。

 

 

悶々とした日々。

起きたら、「笑っていいとも」が始まる時間。

遅い朝食と昼食兼用を食べる。

 

ぼーっとした頭で、パソコンの画面を見る。

2ちゃんねるの書き込みに目をこらす。

飯を食ったら、イライラする前に、ゲームに没頭する。

 

 

3時になったら、やはりおやつを食べる。

気づいたら、周りは暗くなっていた。

そして今日も1日が終わる。

 

 

こういう生活を10数年続けてきた。

1つでいいので何かに熱中していたら、そこそこの技量になっていたのになと後悔が頭をよぎる。

 

 

そして、エロビデオを見て、しばし寝る。

 

 

 

こんなことを話してくれた人がいた。

確か過去のブログに書いた記憶がある。

それが誰なのかは忘れてしまった。

 

 

みんな大かれ、少なかれ、同じストーリーを持っているから。

 

 

ひきこもりから回復するのは大変ですか?

こんな質問が頭をよぎった。

スタッフに聞いたんだ。

 

 

「ひきこもりから回復するのは大変ですか?」

「大変じゃないんだよ。」

「自己理解が進めば大変じゃないんだ。」

 

 

「自己理解ができるまでが大変なんだ。」

 

 

その「自己理解」という作業に今、30代青年さんは取りかかっています。

 

 

 

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大人の療育は難しい。 まる

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大人の人への療育は難しいと思います。

なぜならプライドが邪魔をして、周りの人たちのアドバイスに耳を傾けようとしないケースが多いからです。

 

 

なぜ、自分が失敗を繰り返すのか、なかなか本人さんは築くことができません。

 

 

自分を変えないことには、社会につながることはできません。

そのためには周りの人のアドバイスをしっかりと聞く必要があります。

 

 

アドバイスを聞いてもらえるように私たちも一生懸命です。

まずは信頼関係を築くことに全力を注ぎます。

 

 

なんとか社会とうまくやっていって欲しい。

その思いだけです。

 

 

夏が近づき、暑くなってきました。

入浴をあまりしない人たちの体臭が強く臭います。

これでは周りの人たちから遠ざけられてしまいます。

 

 

3年目の支援をしている30代の人にそれとなく、話しかけてみました。

 

 

「◯◯さん、暑くなってきました。作業していても汗をたくさんかきますよね。

その都度シャワーを浴びられればいいのだけれど。そういうわけにもいかないし、良かったら、これつかってみてください。」

 

 

そう言って汗拭きシートと制汗剤を渡しました。

 

 

次の日「あの汗拭きシートは気持ちいいので自分でも買いました。」

そう言ってくれたのはいいけれど、やはり臭います。

 

 

「匂いも良いでしょ。やっぱりもっと爽やかないい男になりましょうよ。」

なとんかフォローしてみますが。

 

 

 

お母様から、夏場でも入浴はあまりしないと聞いています。

最初にお会いした時は、数日同じ服を着てくる彼でした。

 

 

 

お母様にお電話をしました。

なんとか、お母様からアドバイスをして欲しかったのです。

 

 

「あの、30を過ぎた子どもに、入浴したほうがいいよとかいうのは、それは過保護だと思うんです。本人の自覚に任せたいです。」

 

 

「はあ〜。」と電話を切ってからため息が出てしまいました。

だから、この年齢で、このような状況なんだと自分に言い聞かせます。

 

 

さて、夏本番になる前に、今年こそはなんとか変わってもらいたいと色々と策を考える私です。

 

 

 

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自信のなさの正体とは ヒロ

 

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 まだ支援を頑張っています。これは大変なことだ。

 

 

 

30代青年さんの話の続きです。

 

 

青年さんはすらすらと僕たちに話したのではありません。

ゆっくりと、時には中断したり、怒りがこみ上げてきて、机をこぶしでたたいたりしていました。

 

 

長い時間の中で、青年さんの話は続きます。

スタッフが問いかけました。

 

 

「みんなが楽しんでいるのに、自分だけ蚊帳の外に置かれたというのは具体的にみんなから、突き放されたのですか?」

 

 

長い時間考え込んでから、青年さんはぼそっと話されました。

「具体的にはないです。」

 

 

 

「でもかやの外に置かれていると感じたのは確かなことだから。」

「もう少しそのことについて詳しく教えてください。」

 

 

「自信がなかった。」

「勉強も、運動も、仲間と一緒にいることも。」

 

 

「逆に自分は他の人と比べてこれが少しはできるかなということはありますか。」

「ない。」

ないという返事はとても早かったです。

 

 

「みんなの輪の中にいたかった。」

「そう考えたなら、自分から輪の中に入り込んでも良かったのではと私は思うんだけれど、自分から積極的に入ったことは?」

 

 

「ない。自信がなかったから、絶対輪の中に入れないと思った。」

「勉強ができなかった。」と言いましたが、勉強は平均ぐらいでしたよね。

 

 

「運動も、ハンドボール部を最後までやっていたわけだから、全くできなかったわけではないと思うんだけれど。」

「・・・・・・」

 

 

「でも自信がとてもなかった。」

「・・・・・・・」

 

 

「その自信のなさの本当の正体を知りたいですよ。」

 

 

「私はこう想像したんです。聞いてくださいね。」

「クラスの仲間と一緒に過ごして楽しかった。」

「そんな経験がとても少ないというか、もしかしたら、まったくないのかなとも思いました。」

 

 

「みんなと一緒に雑談する自信もない。」

「日曜日のデートなんてとんでもない。全くなにをしたらいいのか想像もつかない。」

「集団デートして、自分だけ浮いてしまったらどうしよう。」

 

 

 

「考えれば、考えるほど、身動きが取れなくなってしまい、自滅してしまった。」

「それが今までのあなたなのかなと思ったんです。」

 

 

「すみません、この話もうやめにしてもいいですか。寝ます!!」

 

バタン!!

とドアを閉める大きな音がした。。

 

 

 

怒ったんだろうか?

今のスタッフとの会話で、怒ることなんて何もないんだけれど。

「バカにされた。」と怒ってくるのかな。

 

 

いやはや、ほんと支援は大変です。

 

 

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あるアスペルガーの人の孤独。 ヒロ

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はあ、大変だな。恐ろしいほどのストレスが押し寄せてくる

 

 

30代青年さんと呼びましょうか。

僕たちと一緒にいて6ヶ月目になる方なんです。

最近ようやく、色々と話すことができ始めました。

 

 

「恋話」を女性スタッフが突然切り出したのには驚きました。

後で聞いたら、話題に出しても良いタイミングだと思ったとのことです。

 

 

 

青年さんが淡々と話始めたのは物心ついてから今までのことでした。

 

 

1、小学校高学年から、自分はみんなと差をつけられ始め  ていると感じた。

   不安が襲い始めてきた。

  そして、それは高校一年の夏で決定的になった。

 

 

 

例えば、音楽。

クラスのみんなはそれぞれ好きな音楽を集めて聞いて楽しんでいた。

 

 

僕はヒットチャートの1位から3位までの曲を順番に聞くだけ。

音楽の楽しみ方を知らない僕。

 

 

 

例えば、日曜日。

高校に入ったら日曜日に好きな女の子を誘ってデートをしていたクラスメイトたちがいたという事実。

いけていないと思っていた連中でさえ、集団でデートをしていた。

 

 

 

僕はといえば、日曜日は家でラジオやテレビを見るだけの生活を小学校からずーっと続けていた。

毎週同じ生活パターン。

 

 

でも、楽しんでいる連中は普通に楽しんでいるという現実を知って、怖くなった。

 

 

自分はこの先、たいして何も変わらない生活を送るんだろうな。

楽しいことは何もないし。

何が楽しいことなのかもよくわからない。

 

 

みんなが行くから高校に行くだけで、行かなくてもいいよと言われたら少しホッとするけれど、高校に行っていた時間何をすればいいのか考えると怖くなる。

それよりかは、何も考えずに高校に行く方が気楽だ。

 

 

僕は生まれてこなかった方が良かったんだな。

角膜があれば目が見えるようになる人の話を聞く。

心臓などの臓器があれば生きながらえると訴える人たちがいる。

 

 

僕は生きていてもしょうがないとずーっと思っていたから、その人たちに、僕の臓器をあげられたら、せめて生まれてきた意味があるんだと自分に納得させることができると思っていた。

 

 

高校1年の夏で力尽きた。

怖くて学校に行けなくなった。

みんなが普通にしていることを僕はできない。

 

 

この先もずーっと何もできない。

時間が経てば経つほど、みんなの後ろ姿が遠のいていく。

怖い。

 

 

生きるのが怖い。

自分が呼吸をしていることに気づいて怖い。

存在を消し去りたい。

 

 

16歳で高校中退。

その後10年近くひきこもる。

必要な時に母親と時々話す程度。

 

 

会話にはなっていない。

「はぁ」「おお」「いや」

その3語がその人の世界。

 

 

その人が今、長い眠りから目覚め始めました。

スタッフと3ヶ月前から色々と話始めたのです。

そして、こう表現するまでになったのです。

 

 

明日に続きます。

 

 

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ここなんですよ、僕のおかしさは。ヒロ

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僕みたいな人たちは生きていくのは大変ですよね。

 

 

この記事ですが、反響をいただきましたよ。

みなさん、感動していただいたということです。

 

smilehousejapan.hatenablog.com

 

ところがです。

僕は実は女子学生の話には感動しなかったのです。

みなさんほどには感動しなかったということです。

 

 

もう少し詳しく言いますと、感動する場面がピンとこなかったということです。

 

 

僕の隣の席には同席するスタッフがいて、長く拍手をしてくれていましたが、少し僕は冷めていました。

 

 

卒業式が終わって会場から外に出たあと、クラスメイトと肩を抱き合ったりして喜びを爆発させました。

 

 

一方同席したスタッフは会場外で待っていた他のスタッフと話し込んでいました。

 

 

後で聞いたのですが、先ほどの女子学生のスピーチのことをみんなで共有していたそうです。

 

 

その話はすぐに青木さんにも伝わりました。

青木さんにも伝わった?

 

 

「おい、バカヒロ、青木さんはてめえの親同然の人だろ。何でこんなめでたい席に青木さんは同席していないんだ。おかしいだろが!!」

 

 

その件についてはまた機会を改めてお話しさせていただきます。

 

 

他のスタッフが僕に近づいてきました。

そして僕に話しかけました。

 

 

「女子学生の話は聞いたよ。あなたはヒーローなんだね。正真正銘のヒーロだ。」

スタッフ全員にこやかです。

 

 

一部には泣いているスタッフもいました。

僕は何だかとても重い気持ちになりました。

もうその話はしないで欲しかったです。

 

 

僕にはピンときませんでした。

 

 

「はあ?すみません。これから彼らと一緒に祝いますので、またご注意などは後でお願いできますか。」

そう言ったとのことです。

 

 

僕はあの時、みなさんが拍手をしてくださっていた中で、この賞はヒロさんに差し上げたいと言われたので、壇上に登らないとと思いました。

 

 

そして、賞をいただいた上でのスピーチも考えないといけないんだと、自分の席から壇上までの間にスピーチ内容を考えました。

 

 

それは以下のとおりです。

 

「お話がありました通り、僕は小、中とほとんど学校に行けませんでした。僕は頭がとても悪い人間だと思っていました。しかし、今この場面に立てて、感無量なのです。」

 

 

「でも、今もっと素晴らしいことに気づかされました。それは、人を思いやる心。この大学生活で僕はたくさんの友人から愛をいただきました。

明日からは僕が、誰かにその愛をお返ししたいと思います。ありがとうございました。」

 

 

決まった。!!

 

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壇上に登ろうとした僕の卒業式の服の裾を強く引っ張った教授がいました。

「何すんねん、おっさん!!」

「冗談はやめてくれ。」

 

 

しかし今はその教授に心から感謝しています。

ありがとうございました。

恥をかかなくて済みました。

また明日。

 

 

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アスペな僕の苦手さをもっと詳細に言いますと。ヒロ

 

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だめだ、何とかしないと。このままでは役立たずなだけ

 

 

 

僕がやらなければならないことはたくさんあります。

その中で、優先順位第1位は、物事を正確に伝えることです。

 

 

簡単に言うと、僕は物事をオーバーにとらえるところがあるんです。

 

 

決して、面白おかしく言ってやろうなんていう考えはありません。

僕はそういうふうなんです。

 

 

僕の中にある変換装置が、いつも増幅してしまい、その結果、オーバーな表現になるということなんです。

 

 

例えばこの前の出来事。

 

 

僕は今、難しい状況の少年の支援をしています。

僕と先輩のスタッフさんと一緒になって支援をしています。

1週間に1日は休みをとるスタッフたちです。

 

 

その時には違うスタッフが代わりに来ます。

その時に事件は起きたのです。

 

 

その少年は日本米しか食べません。

フィリピンで流通しているお米はまずい!!

だから食べないのです。

 

 

それはわがままですか?

このブログを読んでくださっている人たちは、理解してくださっているでしょうが、わがままではないのです。

 

 

まずいというのは、言葉通りではなく、実は少年の食感の問題なのです。

フィリピンのお米は硬いのです。

 

 

話は戻ります。

予定していた食事を取らなかった少年。

 

 

なぜなのかはわかりません。

突然へそを曲げたのです。

 

 

「どうしたいの?」と聞いた所、「食べない。」と言われました。

「本当に食べなくてもいいの?ちょっとでも何か食べた方がいいよ。」

「君の好きなハンバーガーでもいいんじゃないの?」

 

 

「食べないと言ったら、食べない!!」

「わかったよ。じゃあ部屋に帰ろうか。」

 

 

しかし、突然「食べる。」と連絡が入ったのです。

「チキンを食べたい。」と言われたので、以前少年が食べておいしいと言ったレストランに、僕たちは少年を連れて行ったのです。

 

 

そして、料理が運ばれてきました。

少年の目が点になったのです。

 

 

「誰が、フィリピン米を頼んだんだ!!」

少年はイライラし始めて、右の拳を机に叩きつけました。

 

 

大変だ!!暴力が出た。

すぐに青木さんに報告だ。

 

 

僕はそのレストランから出て、とにかく安全を確保するために走りました。

 

 

随分離れた所で、青木さんに連絡を入れました。

電話は圏内になっていて出ません。

 

 

多分、山深い場所にボランティアに出かけているんでしょうね。

 

 

すぐさま親分スタッフに連絡を入れました。

「大変です。少年が暴れました!!至急来てください。」

待つこと10分。

 

 

僕はすぐさま、親分スタッフをレストランに案内しました。

僕は、多分出ない方がいいとのことで、身を隠していました。

 

 

外に出て話す親分スタッフとレストランにいたスタッフ。

話は数分で終わりました。

 

 

そして、親分スタッフは店内に入り少年と一言二言話しを交わしたのでしょう。

 

 

こちらに向かってくる親分スタッフの顔は、深刻ではありませんでした。

 

 

「店内めちゃくちゃですか?」

「ヒロさん、ちよっとコーヒでも飲まない?」

そうして、僕への説教が始まったのです。

 

 

明日に続きます。

 

 

程度の悪いアスペルガーな28才男の、リアルな日常生活を書き記しています。

 

 

やすさんや、東大さんのような魅力的な文体ではないですが、どうぞよろしくお願いします。

 

 

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