発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

小林春彦さんが「いいね」を押してくれた!! ヒロ

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 是非、読んで。俺も頑張りたいと勇気をもらいました。

 

 

おおおおおおお。

これは!!これは!!

 

 

あの人から「いいね」をいただきました。

みなさんご存じでしょ。

「小林 春彦」さんです。

 

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おいらは進撃の巨人のアルミンに感じが似ているなと思っておりました。

まあ、良い男にはかわりない。

 

 

そんなことよりもっと凄いなと感じていることは、大変な苦労の中、諦めずにひたすら前を向き、進まれた姿です。

 

 

確か1年半前ぐらいに御本を読んだと思います。

 

 

その時は僕はまあ、ほんと「死んでしまいたい。」と思っていた時期ですからね。

あの時、この本に出会って僕は、「僕だけじゃないんだ。」

 

 

「この人は頑張ったんだ。」

「そして今も、頑張っている。」

「だから、僕も頑張りたい。」と思わせてくれました。

 

 

まあ、それでも大変な僕でしたけれどね。

 

 

そして日本中を講演して回られたんです。

たくさんの人の代弁者となられた。

僕のために、そしてあなたのために。

 

 

で、ライフスタイルもなんか見習いたいんですよ。

こんな風になれたら良いなっておもわされます。

まあ、僕には難しいだろうけど。

 

 

小林春彦さんから勇気をもらった僕です。

今度は、他の誰かに、僕から勇気を与えられたら良いなって思っています。

 

 

小林さん、こんな小さな存在に目をとめていただき、本当にうれしかったです。

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

毎日、ベッドに倒れ込むようにして、寝ています。

12時前後に就寝。

そして、6時起床。

 

 

それでも支援している人が、着実に回復に向かってくれていたら、疲れも感じずに頑張れそうだけれど、僕にはダメですね。

 

 

支援している人に振り回されているだけのように思います。

 

 

 

でも、小林さんから「いいね」をもらったので、「ヒロさん頑張れ!!」ということにして、また今日も支援の荒海に繰り出していきます。

 

 

行ってまいります。

 

 

では、出陣!!

 

 

また明日。

 

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アスペルガーの人たちに話す練習をします。ヒロ

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        人前で話すことは楽しいです。

 

 

支援をして、回復してきた人たちには講演会で話をすることをしています。

 

 

僕は今は中学校で話をさせてもらっています。

 

 

これも回復へのプログラムの一部なんです。

自分の今までのことをまとめて整理して、それを人前で話すわけです。

 

 

なんといってもこの作業は自己理解につながりますね。

回復への大きな効果が期待できるのです。

でも、本人さんたちは話なんてできないですよ。

 

 

無理。

無理。

無理なんです。

 

 

話なんかできない。

原稿に書いた書き言葉を話すんですけれどね。

まったくダメダメ。

 

 

話し言葉にするとダメなんです。

 

 

1、棒読みになってしまう。

 

2、抑揚がなく淡々と一本調子。

 

3、ためなんか何もない。

 

 

 

僕は本当に珍しいタイプだとのことです。

話が上手いと言われます。

 

 

もちろん鬼教官に散々特訓されましたからね。

他にも俊介さんも上手いらしいです。

 

 

ところが圧倒的に、話せない人たちの方が多いのです。

つい最近も練習に立ち会いましたが、大変ですよ。

何度も何度も注意をされて、立ち尽くしてしまうんです。

 

 

でも何度も何度も注意されながら、話す練習をしていくと確実に上手くなっていく彼らです。

まあ、僕もそのようにしてなんとかやってきたわけです。

 

 

この先、どのくらい時間が必要ですかとスタッフに聞きましたよ。

「100時間くらいかな。」

「なんですと!!ひゃくじかん・・・・・・」

 

 

 

でもですよ。

特訓を受けた人たちは確実によくなっていると思うおいらです。

 

 

 

でも、練習の中に、ジャネットたかたの映像を見るというのは驚いたな。

あれはとても良いんですって。

 

 

ではまた明日。

 

 

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アスペルガーの僕ができることとできないこと。 ヒロ

 

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  お気に入りの1枚です。少しはいい男でしょ。少しはですよ。

 

 

 

自分ができることとできないこと。

それが何かを知ることから、回復への道のりがはじまると思います。

 

 

身辺自立ができなかった。

身辺自立ができるようになった。

 

 

朝起きたら。

 

 

顔を洗う。

歯を磨く。

 

 

鼻毛をチエック。

髭を剃る。

 

 

入浴は毎日する。

服は毎日着替える。

 

 

できていなかった僕です。

それで練習、練習また練習の日々。

だいたい習慣化するのに3年はかかったと思います。

 

 

人とのコミニュケーションがまったくできなかった。

人とのコミニュケーションがまずまずできるようになった。

 

 

座学では無理なので、高校と大学に行くように勧められました。

学校生活でコミニュケーションを学ぶのです。

 

 

まあ、すんなりと高校や大学に行ければいいですよ。

行けませんもんね、僕たちひきこもっていた人たちは。

 

 

一人で学校に居続けるなんて無理なんですよ。

だから、スタッフも学校に一緒に行くしかないのです。

その分、お金がかかりますけれど。

 

 

学校生活の中で他者とコミニュケーションを取る練習をする。

 

 

ほんとこれは能力を身につけるにはとても効果かがありました。

学校が一番費用がかからずに効果が期待できる場だそうです。

 

 

学校と同じ環境を一から作り出そうとしたら、どれだけのお金とノウハウがいるか?

「実質それは無理だ。」と青木さんは言っていました。

 

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 この人ならやってしまいそうだ

 

 

で、日本の学校に所属することで僕はいじめられ、暴力を振るわれ、お金を取られました。

学校がわるいわけではないですよ。

勘違いしないでくださいね。

 

 

ところが、フィリピンで高校と大学に行きました。

海外では日本のようないじめはないです。

 

 

しかし、あのままの僕でしたら、やはり、フィリピンでもクラスメイトから遠ざけられたでしょうね。

 

 

日本の小、中とフィリピンでの高校と大学。

この違いは何かと言いますと、毎日見守ってくれる人たちがいるかどうかの違いでした。

 

 

「失敗することを恐れるな。」

「失敗したら、そこで気づくことができるんだよ。なんで失敗したのかって。」

そして、そのことを練習すれば、次回からは失敗しなくなる。

 

 

「失敗しないと成長しないんだから。」とスタッフに言われて、はい失敗の日々でした。

それは過去のブログを読んでいただきますと、ご理解できると思います。

 

 

そして、僕は人とコミニュケーションがなんとか取れるまでに成長しました。

 

 

とても嬉しかったことが3月にありました。

 

 

大学の卒業式。

一番優勝な生徒が表彰され、そのスピーチが始まりました。

その女生徒はとても優秀な学生でした。

 

 

僕は彼女を尊敬していました。

「あんなふうになりたいな。」って。

いつも思っていました。

 

 

そのスピーチで事件は起こったのです。

 

 

すみません、また明日になります。

 

 

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周りの人に助けを求めてください。 ヒロ

 

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「周りの人に助けを求めてください。」

 

 

と言ってほしいのです。

 

 

僕が今日言いたいことはこのことです。

 

 

僕は

 

1、いじめられていた

2、友達はひとりもいなかった

3、家族からも嫌われていた

 

 

なんとかこの状況から逃れたいと何度も何度も思いました。

でも、どうしようもできなかった。

 

 

もがけば、もがくほど泥沼にはまっていった僕です。

そのうちに、助けてほしいというその思いもなくなった。

 

 

一転して、「何もかもめちゃくちゃにしてやる」という思いに支配されました。

そして、暴れたり、物を壊したり、人の物を盗ったりした。

 

 

ますます、悪くなる一方の僕でした。

父が僕を病院に連れて行きました。

病院の先生はとても優しかったです。

 

 

今でもよく覚えていますよ、出会った先生たちのことを。

看護師さんたちも優しかったな。

 

 

でも病院でもうまくいかなかったんです。

それで、宗教団体やNPO法人にも行きました。

でも、どこもダメでした。

 

 

そこがダメというのではなく、僕には合わなかったということだと思います。

そして、もう一度病院に戻りましたが、やはりダメでした。

 

 

病院から、サポートセンター名古屋を紹介されました。

しかし、その時点で、すでに僕はもうやる気を何もかもなくしていました。

支援者という人たちを信じることをやめました。

 

 

だから、父がサポートセンターに支援を依頼しても、スタッフの人たちと合わなかったし、はがきが来てもいつも見ていませんでした。

 

 

繋がるまでに半年かかりました。

繋がっても、信頼を持てるまで1年はかかったかな。

 

 

毎日、家で暴れていました。

自分でも、きっと頭がいかれてしまったんだと思っていました。

 

 

だったら、いっそ、警察官が銃で僕を撃ち殺してくれないかと願いました。

 

 

生きていても希望はなかったから。

 

 

毎朝、目が覚めても、いじめられたこと。

のけ者にされた自分には、一人も友達がいないこと。

勉強がまったくわからないまま、1日学校に居続けたこと。

 

 

そんなことがこれでもか、これでもかと頭の中に出てきて、気が狂いそうだった。

 

 

それなのに母は、「◯❌▲◇💀💣」で向かってきましたので、火に油を注いでしまい。

大爆発ですわ。

 

 

ドッカーン !!

 

 

あれから、10年近くが経った今。

 

 

僕は毎日が楽しいです。

 

 

朝、目覚めると、「腹がへった。」と強く感じ、朝食が待ち遠しいです。

「今日のメニューはなんですか。」と待ち切れずに聞いてしまう僕です。

 

 

 

朝食までの時間、家の外に出て、散歩をします。

おひさまの光。

頬を撫でる風。

目の前を飛び交う蝶々たち。

 

 

そのことだけで、涙が出てしまいます。

生かされている自分を感じます。

また、活かされている自分でもあります。

 

 

周りの人たちに助けられて10数年。

 

 

今の僕があるのはそのおかげなのです。

 

 

《サポートセンターからのお知らせ》

支援はもう定員一杯になってしまいましたので、お受けできません。

 

しかし、メールでのご相談でも何かお役に立てることがあるかもしれませんので、ご利用ください。

返信には数日かかりますので、ご了承ください。

 

 

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いろんな人がいるこの世界 ヒロ

 

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           この時めちゃくちゃ痩せてたな。4年前くらいかな。

 

 

10年ひきこもっている人。

20年ひきこもっている人。

30年ひきこもっている人。

 

 

家から出られない人。

自分の部屋から出られない人。

深夜になって台所に行って周りの気配を気にして一人でご飯を食べる人。

 

 

人を怖がっている人。

小学生までなら問題ないという人。

外国では問題なく外を歩けたいう人。

 

 

話かけても何も答えてくれない人。

少し経ってから、返事が出来る人。

 

 

人の目を見て会話ができない人。

人から話掛けられると、手が震える人。

吃音の人。

 

 

緊張すると顔のいろいろな部分がぴくぴくと動く人。

緊張すると、手洗いがやめられない人。

緊張すると、トイレから出てもまたすぐトイレに駆け込む人。

 

 

緊張すると目が泳いでいる人。

緊張するとどうしたのと心配したくなるほど汗が出る人。

緊張すると過呼吸になる人。

 

 

「死んでしまいたい。」という人。

「生まれてこなければよかった。」という人。

「こんな風にしたのは両親のせいだ。」という人。

 

 

他人の批判ばかりしている人。

「自分は◯◯大学に受かるはずだった。」という人。

 

 

周りはバイキンに汚染されているから、マスクに手袋、ゴーグルをして家の中で生活している人。

 

 

いつも、アルコールを持ち歩いて、シュッ、シュッと辺り構わず振りまいている人。

 

 

他人の握ったおにぎりとかサンドウイッチが食べられない人。

 

 

自分は悪臭を周りに放つと頑なに信じている人。

口臭が大変くさいと頑なに信じている人。

自分の足がとてもくさいと頑なに信じている人。

 

 

自分の髪の毛が少ないので、周りの人は自分を馬鹿にしていると頑なに信じている人。

 

 

身長が低いので、周りの人は自分を馬鹿にしていると頑なに信じている人。

 

 

 

まだ、まだいろいろな人がいます。

 

 

書いた人たちは僕がこの10年近くで出会った人たちのことを思い浮かべました。

ほぼみんな回復して社会に戻っていますね。

 

 

思うんです。

 

1、自分の状況を理解しようとしてくれる人。

2、具体的にどうすれば良いのかと教えてくれて一緒に活動してくれる人。

 

 

そんな人がいれば、今よりは良い状況になると思うのです。

 

 

僕もまだまだ変わらなきゃいけないことがたくさんあります。

どうしても変えられないところは、他のことで補うしかないです。

でも1日、1日、様々な体験を通して僕は成長していると思います。

 

 

ではまた明日。

 

 

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あなたの武器はなんですか?ヒロ

 

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ただいま、午前9時。起こしに来ました。身辺自立の練習あるのみ。

 

 

今、ブログを書いています。

と言うか、今やっと時間が取れています。

支援の合間の時間です。

 

 

社会で生きていく為には、戦う武器が必要だと思うんです。

丸腰ではたちまち戦場で戦死です。

 

 

僕は英語ができます。

大学は出ましたが、英語を使って仕事ができるかというと?

 

 

 

そこまでには至っていないです。

仕事で使う専門用語の習得が必要ですよね。

 

 

そして、パソコンも使えないとだめでしょ。

つまり、さらなる英語の修練とパソコンの習得が僕の武器となるわけです。

 

 

ということで、近々専門学校に行きます。

そして武器を身につけて、社会という戦場に赴きます。

そしてひたすら戦いの日々を生き抜いていくのです。

 

 

何も武器を持たなくても、丸腰でも生きていけるとは思います。

 

 

しかし、その為には不屈の根性、強靭な体力やどんな人ともうまくやれてしまうという性格等が必要なんでしょうね。

 

 

まあ、言い換えれば、これも武器なのか。

そんな武器がない僕は、やはりもう一度学校に行くしかないのです。

 

 

あなたの武器はなんですか。

 

 

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一時行方不明になった青年。こんな支援は僕には無理!!ヒロ

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ある20代後半の青年を僕はお世話しています。

 

 

部屋を借りたのですが、インターネットが部屋に着くまで、ホテルでの滞在が良いと本人に強く言われたので、部屋の準備が整うまでホテル住まいをしました。

 

 

もちろんご両親の了解です。

 

 

新しくホテルにチエックインして、ホテルの部屋に移動したら、エアコンのリモコンの効きが悪かったのでチエックしてもらいにフロントに行きました。

 

 

そして、青年の部屋に戻り、ノックしたけれど出ません。

 

 

トイレに行っているのでしょうか。

しばし待ちます。

 

 

呼び鈴を鳴らしました。

返事がないです。

 

 

合い鍵であけましたら、はい、部屋にはいません。

顔面蒼白な僕。

腰から下の力が抜けて、その場にしゃがみこんだ僕です。

 

 

で、すぐに思い出したんですよ。

一昨年ですかね。

青年さんという方の記事を書きましたよね。

 

 

家族への暴力が酷く病院に入院しておられたのですが、退院後どこで支援を受けるかで、僕たちの団体に依頼されたのです。

 

 

病院の医師もこのブログを読んだことがあると言ってくださっていたとのことです。

おすすめしてもらったということですかね。

 

 

青年さんの状態はとても悪かったです。

数ヶ月間支援をしましたが、残念ながら僕たちでは責任を持って支援をできないということで、ご両親と話し合いました。

 

 

具体的には、全く関係ない場所に入り込んで勝手に食事を食べたりするなどして、ご迷惑をおかけするという行為。

そういうことでした。

 

 

そんなことを繰り返しますと、外国でも逮捕となりますんで、責任が持てないんです。

 

 

すみません、言いたいことは、その青年さんもホテルの部屋から行方不明になってしまったんです。

 

 

知的に障害がある方ではなく、アスペルガーとは診断されておられました。

 

 

で、現場のスタッフ全員、緊急に青年さんを探しました。

数時間後に青年さんは見つかりました。

泣いていました。

 

 

お金を節約するために5,000円のホテルでした。

青木さんは安全の為に25000円のホテルに泊めて欲しいとご家族にお願いしたのですが、却下されました。

 

 

でこういうことになったのです。

もう一度、お母さんにお願いして、高いホテルの予約をとり直してもらいました。

 

 

金額でどう違うかですって?

はい、5,000円のホテルでは出入り口に従業員は立っていません。

 

 

25,000円くらいになりますと、各出入り口に従業員が立っていまして、一人一人チエックをします。

 

 

「こういう人が宿泊していますが、少し不安定な状態なので、ホテルから出ようとしましたら、止めて、この番号に電話してください。」というのです。

 

 

もちろんスタッフも同じホテルに泊まる必要はありますよ。

でも24時間各出入り口にスタッフがおのおの待機しているなんていうことはできないですからね。

 

 

というような同じことが昔あったなと、すぐに思い出したんですよ。

 

 

ちなみに、青年さん、日本に帰国しても少し寄り添っていましたが、医療にかかり、劇的に回復したのです。

 

 

一体あの奇行はなんだったんでしょうか?

日本でも外国に行く前に1ヶ月間支援をしました。

でも日本では難しいと感じました。

 

 

それと本人さんは外国にいきたいということもあったのです。

医師によれば◯◯ではないかということでした。

 

 

 

そのことも昔のブログに書いてあります。

ま、兎にも角にもめでたし、めでたしです。

 

 

まてよ、僕たちはフロントにいた。

その間にホテルから外に出ることはできないとすれば館内のどこかにいるはずだ!!

 

 

一人のスタッフを玄関で待機させて、僕は従業員に頼んで館内の監視カメラに彼が映っていないかを確かめに行こうとした瞬間、彼が向こうからニコニコしながら歩いてきました。

 

 

「どうしたの?心配したよ。」

僕の声が大きかったのでしょうか。

彼は一瞬フリーズしてしまいました。

 

 

僕は涙が出てしまいました。

僕には無理ですね。

選手交代です。

 

 

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